男性のネイルケアについて自分でやる方法を探しているメンズに知ってほしい!
こんにちは。メンズネイルの爪男爵です!
今、10代20代の若者だけでなく中年男性の身だしなみとしてネイルケアをサロンでやってもらう男性が激増しています。
そんな彼らが訪れているネイルサロンは特殊な場所なのでしょうか?
それともごくごく普通のネイルサロン?
このページではネイルケアに興味があるけど自分でやる方法がわからないメンズと、どんなネイルサロンに行けばいいのかわからないメンズのために、メンズネイルケアのやり方と男性が通いやすいネイルサロンをご紹介します。
メンズネイルケアってどんなことをするの?
そのそもメンズネイルケアとはネイルサロンでどんなことをしてもらうメニューなのか理解しておきましょう。
ご自分で爪をケアする手順や道具も基本的にはサロンと同じなので参考にしてみてください。
まずはネイルケア前後でどのぐらい爪に変化があるのかわかりやすいBefore/Afterを用意しましたので見てみてください。
メンズネイルケアBefore/After例
メンズネイルケアをした指2本としていない(工程の途中までの)指1本です。爪表面のくすみ具合が違うのがお分かりいただけたでしょうか?
この写真の処理していない薬指も甘皮処理や爪の長さは整えているのですが、爪表面に手を加えるか加えないかでこのぐらい差が出てくるのです。
爪に艶感を出すか出さないかは、どのサロンでも相談に応じてもらえるので事前に(施術しながらでもOK)希望を伝えましょう。
たとえば、最終工程として「クリアジェル」を塗るとこのぐらいの艶感が出せます。
写真左側の爪(右手)は未施術で、右側の爪(左手)はメンズネイルケア(クリアジェル仕上げ)の仕上がり例です。
1枚目の写真よりも光の反射の仕方(爪の上に透明な膜ができた感)が違うのがわかりますか?
メンズネイルケアの仕上げには大きく分けて3パターンに分かれます。
- 軽く磨いてマットな仕上げにする
- 爪表面の凹凸をより滑らかにして艶を出す
- 仕上げにクリアジェルを塗って艶々にする
クリアジェルで仕上げる場合には、ネイルケア後に通常のジェルネイルと同じ工程を行う必要があるので予約時点で申し出ておかないと施術時間が足りなくなるため対応してもらえないことがあります。
爪を磨くことに終始した説明になってしまいましたが、ネイルサロンのネイルケアコースには「爪切り(爪削り)」「甘皮処理」ももちろん含まれています。
メンズネイルケアのやり方:準備編
それではメンズネイルの爪男爵がメンズネイルケアのやり方を簡単に解説していきます。
準備するもの
器用な男性ならネイルケアは自分でできます。一度に全部揃えなくても本格ネイルケアをはじめられるので、爪の形や甘皮処理など自分にとって気になる部分を解消するツールから購入すれば初期投資を安く抑えられます。
ちなみに頻繁に買い足し・買い替えが起きるものはないので、安いものより良いものを買い揃える方がよいと思います。
\ 男性初心者お手軽セットまでワープ /
ネイルファイル
ネイルファイルは爪の長さや形を整える時に使用する爪やすりです。材質は木・紙製やステンレス製が男性の用途に合うものです。ガラス製やアクリル製は使えない(使わない)と覚えておきましょう。
形状も検索するとたくさん出てきてしまいますが、一番シンプルなストレート型を選べば間違いありません。
木製のネイルファイル(エメリーボード)
木製(紙製)の巨大アイスクリームスプーンの表面に研磨剤が吹き付けてあるような見た目の爪やすりです。ほぼ使い捨てになる分コストが安いのでお試しにおすすめです。木製でほどよくしなりが効くので研磨する際に滑らかな作業が素人でもしやすいです。その代わり力強く研磨することが難しいので、木製を使えるのは爪が弱い人や薄い人になってきます。
MoreCoutureのエメリーボード
プロのネイリストも愛用する「MoreCouture」の爪やすりです。両面で荒さが異なるので薄い爪から厚い爪まで対応できる万能品です。かわいいハート柄に躊躇してしまいそうですが、機能を選ぶならコレがおすすめです。
ステンレス製のネイルファイル
ステンレス製のネイルファイルは自爪よりも硬いので作業が捗ります。その代わり研磨力が強く爪の厚みにあった粗さを選ばないと綺麗に仕上げることはできません。といっても粗目・細目の2本(裏表のものもある)あればたいてい問題なく作業できます。
木製や紙製と違って水洗いができるので衛生的に使用・管理できるのもメリットです。何度も繰り返して使えるので最終的には経済的なツールになります。
wataokaのひょうたん型爪やすり
プロのネイリストが推薦するステンレス製爪やすりはひょうたん型。持ってみるとストレート型より確かに持ちやすい。広島県呉市が誇る創業130年のヤスリ専門店がつくる国産爪やすりなので強気の値段ですが、話のネタにもなるヤスリなのでおすすめです。
オレンジウッドスティック
ウッドスティック(オレンジウッドスティック)は巨大な爪楊枝です。男性のネイルケアでは甘皮を押し出すのに使用すると便利なので、余裕があれば買っておきましょう。器用な人ならニッパー(の角)などで代用できるので必須ではありませんが、1本10円程度のものなので捨て銭覚悟で買うのが吉です。使わなければ焼き鳥串やたこ焼きクルクルの代用になるので無駄にはなりません。
キューティクルリムーバー
指や爪を傷つけずに甘皮を取り除くため、キューティクル部分に塗って余分な甘皮や古くなった角質を柔らかくする液体です。キュティクルリムーバーを塗った後、さらにぬるま湯であたためて柔らかくします。
パラジェルのキューティクルリムーバー
パラジェルのキューティクルリムーバーはプロのネイリストが高確率で愛用しているキューティクルリムーバーです。浸透力に優れていると評判が高く、すぐに甘皮がふやけて柔らかくなります。
ネイルバッファー
ネイルバッファーは爪の表面の凸凹を整えるのに使います。主にスポンジ製と紙製です。目の粗さに種類があるので粗いものから使い進めていくと仕上がりがツヤツルにできるようになります。
Nail de Dance のスポンジバッファーNo.3
こだわりの艶々ネイルケアをしたい男性でなければ1ステップで表面を整えられるNail de DanceのスポンジバッファーNo.3はおすすめです。表面のデコボコを時間をかけずになめらかにできます。艶を出したいなら細かいバッファーを追加で購入すればOK。
LUPIS ネイルファイル(バッファー)
ネイルファイル機能も備えたスポンジ製のネイルバッファーです。爪の形を整えるのと、表面を磨くサンディングが両面でできてとにかく安いのでおすすめです。こちらも艶は期待できませんがとにかく安いので紹介します。
シャイナー
鏡面仕上げのようなイメージで使用する爪やすりです。男性のセルフネイルケアでシャイナーまで使うことはあまりないかもしれませんが、ネイルサロンでネイルケアを受ける時には使う道具です。
SHAREYDVAの3WAYバッファー
これまでに説明してきた爪やすりの機能(要は粗さ)をすべて備えた万能爪やすりです。やすりの粗さは○○Gと表記するのですが、この3WAYバッファーは黒面:400G/白面:800G/グレー面:4000Gの3種類の粗さになっているので、使いようによってはこれ1本でなんとかできるかもしれません。
キューティクルニッパー
形状からもわかる通り自分で自分のキューティクル(=甘皮)をカットするのには不向きですが、ささくれをカットするのに便利なのでネイルケアをはじめるなら用意したいアイテムです。自分でキューティクルケアをするならプッシャー(スクレイパー)の方が使いやすいです。
内海のキューティクルニッパー
初心者でも扱いやすく高品質な内海のキューティクルニッパーです。プロ仕様なので高額ですが、スプリングが内側左右についてバネ感があるので切るときに安定します。ハサミ型やシングルスプリング型の方が安いので手にしやすいですが、扱いやすさはWスプリング型に軍配があがると思います。
キューティクルプッシャー(スクレイパー)
爪の上を覆うように白っぽく薄くのびている角質「ルースキューティクル」と柔らかくなった甘皮を剥がす(押し上げる)ためのツールです。ニッパーよりも先に入手することをお勧めします。
デュカートのキューティクルスクレイパースリム
デュカートのキューティクルスクレイパースリムは先端が細く細かな部分の甘皮まで処理しやすいのでおすすめです。
内海のキューティクルプッシャー
内海のステンレス製キューティクルプッシャーはなめらかな当たりで甘皮をしっかりと押し上げることができます。左利き用と右利き用があるので購入時は注意してください。
ネイルオイル
ネイルオイルは爪や指にうるおいを与えて乾燥を防ぐ保湿目的で塗るオイルです。メンズネイルケアを始める最初に導入しておきたいネイルケアの必須アイテムです。爪の質にあわせたタイプ別にオイルが売られていますので、慣れてきたら自分に合ったものを探すと良いです。
CND Rescue RX デイリーケラチントリートメント
CND Rescue RX デイリーケラチントリートメントはその名の通り髪や爪、皮膚の角質層を作る成分「ケラチン」が配合されているオイルです。ひび割れたり二枚爪になりがちな薄く弱い爪を補修する効果が期待でき、かつ保護できるのでガサツな男性の爪にぴったりです。基本機能としてホホバオイルとスイートアーモンドオイルが含まれているので保湿効果もあります。
男性初心者向けお手軽ネイルケアセット
これまでに紹介したアイテムを一通り購入する方が安くて使いやすいものが揃いますが、カートに入れるのが手間に感じたり統一感のあるアイテムでとりあえず揃えたい人にはこちらがおすすめです。
爪の形調整や爪表面のお手入れに使うベーシックなツールのセットです。爪の形を整えるステンレス製ネイルファイル、爪表面の不要な角質のお手入れに使うキューティクルリムーバー、キューティクルプッシャー、そしてマルチリムーバークロスとコンパクトニッパーがセットになっているので、メンズネイルケアのスターターキットとしては必要十分なセット内容となっています。
メンズネイルケアは面倒だ。
メンズネイルケアをやるために準備したいツールの多さに驚いた方も多いのではないでしょうか。
実際に自分でこれらのツールを使いながらネイルケアをしていくと、慣れてきても1回で30分ぐらいはかかります。
ネイルケアは2週間おきに。
ネイルケアは爪の長さを整える意味もあるので、2週間に1回のケアが理想とされています。
「ネイルサロン通いは手間だから」と考えてセルフネイルケアを考えていたなら、ケアの間隔や時間はほとんど変わらないので、今の段階でコストと手間を天秤にかけてみるとあなたにあったメンズネイルケアの手段が選べると思います。
メンズネイルの爪男爵はメンズネイル専門です
メンズネイルの爪男爵は男性の爪だけに完全特化したメンズネイルのプロフェッショナル。艶輝かせるメンズネイルケアを中心に男のデザインネイルまで対応。「男の爪は第二の顔」という言葉があるように、豊かな表現力を活かして皆さまと共に歩んでまいります。
メンズネイルケア初心者向けQ&A
この項ではメンズネイルケアをこれからはじめる方向けに、よく聞かれる「分からないこと」を解説していきます。
- ネイルケアは何歳ぐらいからはじめれば良いですか?手遅れはありますか?
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思い立った時が始め時です!正しいケアを続けると必ず爪は復元されていくのでネイルケアに手遅れはありません!
- ネイルケアをするメリットはなんですか?
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ネイルケアをすることで、ささくれや爪割れ、2枚爪など日常生活で支障を感じるシーンが激減します。メンズネイルサロンの売り文句では、名刺交換や彼女と手をつなぐ時に相手に「気を遣う人」「できる人」という好印象を持たれやすくなる、という自己満足的なメリットも訴求しています。
- メンズネイルケアは文化ですか?
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欧米では「手先を手入れしていること」「歯が白いこと」はごく普通のこと=文化です。それらができていないことがマイナス評価に繋がるだけでプラス評価されることではありません。一方、日本ではネイルケアする男性は信頼感が増す、という表現をしているとおり、まだメンズネイルは文化と言えるほど日本の男性に根付いていません。
- 男性もネイルサロンでネイルケアしていいですか?
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はい。むしろネイルサロンでネイルケアする方が性に合う男性が多いのではないでしょうか。ネイルケアには最低でも5種類程度の道具を用意しなければなりません。また爪は両手で10コありますので、10回同じことを繰り返す時間のかかる作業です。特に多忙なビジネスマンや、中年を過ぎて小さなものが見づらくなった男性は誰かにやってもらう方がメリットが高いと感じると思います。ぜひメンズネイルの爪男爵でご予約ください。
- ネイルケアに必要な道具はどのぐらいの価格のものを選べばよいですか?
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爪やすりやネイルオイルは100均で揃えることもできます。たとえばホームセンターで買う工具との実感差を感じるものもあれば、価格が逆転するものもあるので品質コスパ比較はご自身でされるのが一番だと思います。おすすめのネイルケアグッズは「準備するもの」で紹介したアイテムになります。
- ネイルケアと眉毛ケアのどちらに予算を使うと効果的ですか?
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メンズネイルの爪男爵では眉毛ケアよりもネイルケアの方が優先順位が高いと考えています。その理由は、爪のケアは二枚爪やささくれ予防という機能面でのメリットがあるからです。一方の眉毛ケア(メンズ眉毛スタイリング)は清潔感、オシャレといった見た目改善効果しかありません。眉毛は生やしっぱなしでもいずれ生え変わりますので、「眉毛が伸びすぎて目に入って痛い」のような事がなければネイルケアに予算をかけた方が効果的といえます。
メンズネイルに関してよくある質問をまとめました!
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